すい臓癌で亡くなった父

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亡くなった父が自宅に到着して、しばらくすると葬儀場の方と納棺師さんが来てくれました。

病院を出る時にも綺麗にはしてもらっていたのですが納棺師さんが、さらに綺麗にしてくれるようです。

癌と戦っていた父の体重は私より軽くなっていました。身長180センチ体重50キロちょっと・・・

本当に恐ろしいものですが、今の父は何もかもから解放されて眠っているようにしか見えません。

納棺師さんは手を合わせてから父の体をほぐしていきます。

どちらかと言えばほぐしているより骨が外れている?折れている?んじゃないかと思うぐらいの勢いで動かしています。

そうすることで固まった関節が動くようになるそうですが、見ている方は少し怖かったです。

あっという間に動くようになる父の体。ほぐす前とほぐした後に触らせてもらいましたが、まったく違いました。指を触ると本当に動くんです。

固まって蝋人形のように動かなくなっていた父親がまた少し人間らしくなって嬉しかった。。。

痩せこけた頬にもほんの少しだけ綿をつめてもらいました。

げっそりとした感じがなくなりどんどん綺麗な顔になっていきます。

自然に化粧もしてもらって、唇にもほんのりと色を塗ってもらうと本当に幸せそうに眠っているようにしか見えませんでした。

納棺師さんの仕事って、本当にすごいなぁ・・・と感動。

納棺師さんの話を聞くと、中には孤独死をされた方で溶けていたので体内に手が入ってしまったこともあるとかで・・・病死の父は綺麗な状態でしたが中にはそんな風に悲しい最後の方をも綺麗にしてる。本当に凄い仕事だと感じました。

ドライアイスの枕をしてもらって、体の方にもドライアイス。

どんどん冷たくなっていく父。綺麗にしてもらったことでさらに起きなくていいの?と声をかけてしまいます。

親戚もあつまり、悲しんでいる暇もありません。葬儀の段取りを決めたり・・・

一番困ったのが、通帳。

父が亡くなる前に通帳だけはちゃんとしておかないと手続きが面倒だからと聞いていました。しかし、その日は日曜日。どうすることもできずにとりあえず過ごし次の日に金融機関へ行くことにしました。

部屋の片づけをして、父の遺影の写真を探します。

父は写真に写ることが嫌いでした。自分が癌だと分かってから写真には写ってくれるようになりましたが、それまではなかなか・・・


集合写真がやっと。にこにこ笑っているのは結婚式の時ぐらい。後は写真が嫌いな父なのでおちゃらけた写真や前を向いていないもの。

父がこの家に来た時からの写真を全部引っ張り出してきて、色んな家族の写真をみて思い出して大笑いしたり、涙したり・・・

気付けば父はいつもみんなを笑顔にしてくれていたなぁ・・・と感じまたみんなで号泣。

なかなか決まらない写真でしたが、家族の集合写真の中の一枚。笑顔でこっちを向いて、ピースサインではなくいつもグットポーズをしていた父。



これがお父さんらしいね。



とみんなで選びました。家族写真の中の父。私達もいつも一緒だよと言う気持ちも込めて。。。

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