父のすい臓がん 診断2

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診断を受けて帰る車内。行きより重い空気と沈黙。車内に流れているはずの音楽すら聞こえてきません。思うのは・・・

なんで、うちの父なんだろう。。。うちの父が何をしたと言うの?

父親も同じことを思っていたのでしょうね。「悪いことしたかな。」と。。。

すい臓がんと聞いて思いつくのは「お酒」毎年毎年、父が大好きだったからと言ってプレゼントしていたお酒で父をこんな目にあわせてしまったのかな。と本当に後悔しました。医者に原因はなんですか?と聞いた時、原因は分かりません。何が悪かったとは言えないです。と・・・そういう伝え方になっているんだろうな。と感じました。原因を言ったところでそれは過ぎ去った過去です。肥満などの重度出ない限り命に別条のないものなら、生活習慣が悪い。暴飲暴食が悪い。などと言えるでしょうが、病気が重いだけあって理由を聞いても癌が消えるわけでもありません。本当に理由は言えないんでしょうが、可能性も言わないあたりは優しさのつもりなのかな?と感じました。

優しさいらんから、癌を治してよ。って思ったんですがね。

車を走らせて、別れ道に来ました。片方は家への道。片方は近くの病院へ戻る道です。もちろんその時父は入院中。病院への道へと曲がりました。すると父が

「あぁ。。。わし家に帰れんのやな。帰るつもりやったわ。」と。

なんでこんなことになったんだろう。腸閉塞じゃないの?糖尿病なだけじゃないの???脳内では悲しみが押し寄せます。でも、「何いっとるん!ちゃちゃっと治療して治して帰るで!」と言うしかありませんでした。私も母も絶望感しかありませんでしたが、父のことを思うと、そんなことも言ってられません。父が一番、誰よりも何よりも辛く、苦しいから。

父を病院に送りました。父は元気に手を振って「またな!荷物とかよろしく!」と、気丈にふるまっていました。ほんとは泣きたいだろうな。と思ったけど、強がりで弱いところを見せず、いつも人を思って生きて人のために何かをするのが大好きな父です。こんな時も辛さを見せることはありませんでした。

私はと言うと。喪失感。何だろう。でも泣けません。というか、理解ができない?なんでなんだろう・・・それだけ。受け入れられない自分がそこに居ました。

心配していた母親もとりみだすこともなく。泣くこともなく。「なんでこんなことになってしまったんやろ・・・」ぽつっと一言。そこからは無言で帰って行きました。

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